JetEngineでWordPressエディターのUIを『Labels』と『Advanced Settings』でカスタムすることができます。
これらの設定はWebサイト上ではなく、あくまで自分の操作するWordPressのエディターの表示設定を変更するものです。
これから操作していくエディターを自分好みのUIに設定にすれば、さらに使いやすくなることは間違いありません。
また JetEngineが英語表記だから一体何がどの設定なのか混乱もしてしまうのではないかと思います。
この記事ではLabelの編集の仕方、Advanced Settingsで一体何ができるのか、オススメの設定などくわしく説明していきます。
JetEngineの詳しい使い方を知りたい方はこのページをチェックしてください。
Labels(ラベル)
『Labels』では、 カスタム投稿タイプのWordPressエディターの各表記をどのように表示させるかを決定します。
以下はラベルの中のほんの一部ですが、JetEngineのLabelsで編集可能な箇所を示した画像です。
要するに、これら名称の表記を JetEngineの『Labels』で変更することが可能ということです。
以下でダッシュボードの『車』の投稿タイプのサブメニュー内に表示される『Add New』と『All Items』を例に説明していきます。
基本的にLabelsは未記入でも問題なし
Labelsは未記入のままにしておけば、一部を除いて投稿タイプの投稿や固定ページのラベルと同じになります。
例えば『Add New』のフィールドを未記入のままにすれば、デフォルトですでに『新規追加』と表示されます。
しかし、『All Items』などの一部例外もあります。
そちらは以下のセクションをご覧ください。
All Itemsはラベルを変更するのがオススメ
『All Items』は投稿タイプのサブメニューの一部です。
このラベルを未記入にすると投稿タイプ名とまったく同じ表記になります。
もし投稿や固定ページと同じUIにしたいのならAll Itemsは『(投稿タイプ名)のページ一覧』に変更するのがいいでしょう。
Singular nameは日本語なら無視してOK
『Singular name』はこの現在作成中の投稿タイプの対象物の単数形の名称を記入します。
と言いますのは、日本語の文法では複数形と単数形の呼び分けの区別が無いのに対し、英文法では例えば『車』なら、Car(単数)/ Cars(複数)のように単数形と複数形で綴りが変更されるためこのような設定があります。
エディターで日本語を使用していくのであれば、特にここは記入する必要はありません。
自動入力はUIが崩れるのでオススメしない
例えば上記画面のように『Add New』のフィールドをクリックすると『Add New 車』と自動的に表示されました。
自動入力は日本語に対応しておらず、クリックしたLabelsのフィールドはすべての英語で表示されます。
かえって英語と日本語がごちゃごちゃになってしまうので、自動入力機能は使用しない方がいいでしょう。
Advanced Settings
『Advanced Settings』は例えばカスタム投稿タイプの『投稿タイプ名』をダッシュボードのAdminメニューに表示させるかどうかの選択であったり、WordPressのエディターメニューのレイアウトを変更するなどのさらに細かいUIの設定です。
Supports以外はデフォルトのままでOK
もし、投稿タイプの投稿や固定ページと同じUIでOKでしたら、『Supports』以外はデフォルトの設定のままにしてください。
SupportsはWordPressエディターに機能を追加するもの
Supportsのデフォルトではすでに『Title』と『Editor』が選択されています。
このSupportsが一体どのUIに関わるかは、以下の画像をご覧ください。
上記はSupportsをデフォルトの『Title』と『Editor』のみでアップデートしたときのWordPressエディターの表示画面です。
ページの編集画面にタイトルを入力する欄が表示され、画面の右側には投稿タイプのエディターが表示されます。
いつもの見慣れたエディターと一見あまり変わったようには見えないと思いますが、違う点は左側の投稿タイプのエディターに『アイキャッチ画像』の挿入や『抜粋』などの入力機能がないことです。
例えば左側のエディターに『アイキャッチ画像』と『抜粋』の機能を追加したいのであれば『Supports』のリストから、『Excerpt』と『Thumbnail (Featured Image)』をクリックで追加をた後に『Update Post Type』をクリックします。
するとこのように左側のエディター内に『アイキャッチ画像』を挿入する欄と『抜粋』を入力する欄が表示されます。
これがSupportsのUI設定の一例になります。
Advanced Settingsの内容
Advanced Settings | 設定の内容 | デフォルトの設定 |
Is Public | 著者や読者への公開タイプの表示をさせるかどうか。 | ON |
Exclude From Search | WordPress内のサーチに表示させないようにするかどうか。 | OFF |
Publicly Queryable | ON | |
Show Admin UI | 投稿タイプのAdmin Menuをダッシュボードに表示させるかどうか。 | ON |
Show in Admin Menu | この投稿タイプをダッシュボードの左側のメニューに表示させるかどうか。 | ON |
Show in Nav Menu | ナビゲーションメニューでpost_typeを選択可能にするかどうか。 | ON |
Show in Rest API | この投稿タイプをREST APIで公開するかどうか。 また、現在の投稿タイプのGutenbergエディタを有効/無効にする。 | ON |
Register Query Var | この投稿タイプの query_var キーを設定するかどうか。 | ON |
Rewrite | この投稿タイプに対するリライトの処理を作動します。 リライトできないようにするにはOFFにします。 | ON |
Rewrite Slug | パーマリンクのスラッグを書き換えたい場合は右のフィールドに記入します。 ※未記入の場合は未記入の場合Post Type Slugで設定したスラッグになります。 | 専用フィールドに半角英数字で記入 |
Rewrite With Front | OFF | |
Capability Type | ||
Has Archive | 投稿タイプのアーカイブを有効にするかどうか。 | ON |
Hierarchical | 投稿タイプを階層化させるかどうか。 | OFF |
Menu Position | ?ダッシュボードのメニュー内での位置を指定します。 | |
Menu Icon | ダッシュボードのメニューに表示された投稿タイプ名の横のアイコンを変更できます。 変更するには右側のアイコン一覧から選択します。 | 画びょうのアイコン |
Supports | 投稿タイプのWordPressエディターに以下のサポート機能を追加することができます。 【機能一覧】 -Title:見出し -Editor:編集機能 -Comments:コメント -Revisions:リビジョン -Trackbacks:トラックバック -Author:著者 -Excerpt:抜粋 -Page Attributes:ページ属性 -Thumbnail (Featured Image):アイキャッチ画像 -Custom Fields:カスタムフィールド -Post Formats:投稿フォーマット | デフォルトでは『Title(見出し)』と『Editor(編集機能)』のみが選択されています。 Supportsのについて詳しくは上記のセクションをご覧ください。 |
まとめ
LabelsとAdvanced Settingsは自分が操作するWordPressエディターの至るところの表記の変更や、どの機能を表示させるかさせないかなどの細かな設定です。
これらの多くは大して重要な設定ではありませんが、中には Advanced SettingsのSupportsやLabelsのルールなど、知っておかないと投稿や投稿タイプとは異なるUIのWordPressエディターになってしまいます。
Label、Acvanced Settingsの設定はコツがわかってしまえばそんなにむずかしくありません。
是非、この記事を参考にしてくださいね!
JetEngineは英語表記であるがゆえ、日本語を話す私たちにとっては少し混乱しますよね。
JetEngineは高機能なすばらしいプラグインなんだろうけど英語だから使う自信がないな・・・というのであればご安心ください。
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また、JetEngineの使い方を動画で見ることもできます。
また、JetEngineで一体何ができるのか、使い方から構造までをJetEngineの使い方完全ガイドで一挙に紹介していますのでぜひご覧くださいね!